大韓民国ソウル特別市松坡区にある公園である。
オリンピック公園
オリンピック公園(オリンピックこうえん)は、大韓民国ソウル特別市松坡区にある公園である。
1988年に行われたソウルオリンピックを記念して造られた公園。現在では市民の憩いの場となっている。 2008年に行われた北京オリンピックの聖火リレーではスタート会場にもなった。
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1988年ソウルオリンピックの舞台となった蚕室のジャンボパーク
▲ オリンピック公園のシンボル、世界平和の門
世界的スポーツの祭典・オリンピックがソウルで開かれた、1988年夏。その年を前後して韓国は驚くべき経済成長を遂げたことから、ソウルが現在あるような位置にまで成長した原点の1つがソウルオリンピックだったといわれています。その栄光を現代に伝えてくれる施設の1つが、ソウルオリンピックを控えた1986年に造成された「オリンピック公園(オリンピッコンウォン)」です。
巨大テーマパーク「ロッテワールド」や特級ホテル「ロッテホテルワールド」、複合ショッピングモール「ロッテワールドモール」、「ロッテ免税店 ワールドタワー店」と同じ蚕室(チャムシル)エリアに位置。敷地総面積は約158,000平方メートルで、東京ドームが30個も入るほどの広さを誇ります。園内にはソウルオリンピックのメイン舞台であった競技場をはじめ、芝生広場、湖、史跡第297号にも指定されている夢村土城(モンチョントソン)など見どころ遊びどころが満載。
最寄駅は地下鉄5号線オリンピック公園駅と地下鉄8号線夢村土城駅の2駅です。
夢村湖と88湖がある 家族連れも多い ソウルオリンピック記念館
【文化公演・スポーツ施設】K-POPコンサート一番地!
スポーツ施設は、体操、ハンドボール、水泳、テニス、競輪など幅広くあり、現在も各種スポーツ行事に使用されています。一方で、一部の競技場は多彩な文化公演施設としての役割も果たしています。
オリンピック体操競技場とSKオリンピックハンドボール競技場は、アーティストの大型コンサートやイベントが行われるソウルの主要コンサート会場としても有名。オリンピックホールやウリ金融アートホールでも、小規模コンサートやミュージカル公演がしばしば開催されます。
オリンピック体操競技場
くわしく見る>> SKハンドボール競技場(旧フェンシング競技場)
くわしく見る>> オリンピックホール
くわしく見る>>
【歴史関連施設】百済の香りを感じられる夢村土城跡
夢村土城は、百済が漢城(ハンソン、現在のソウル)を都としていた時代(紀元前18年~紀元後475年)に築城された城郭(史跡第297号、全長2.7km、高さ6~7m)で、百済の主城の1つであったと推定されています。現在は小高い山があるのみで建築物は残っていませんが、丘陵地に外城・内城の二重構造で作られた独特な城で、丘陵地に土を固めたものを城壁として敵の攻撃に備えたといいます。城を囲うように川と湖もあります。現在は散策路が整備されており、のんびり歩きながら歴史の香りを感じることができます。
近くには、夢村土城から発掘された遺跡等を見ることができる夢村歴史館、ソウルの古都・漢城を深く知ることができる漢城百済博物館もあります。
夢村土城をくわしく見る>>
【芸術関連施設】様々な現代アートが集まる穴場スポット
オリンピック公園には、彫刻やオブジェがあちこちに展示されています。ソウルオリンピック参加国の彫刻家らの作品で、特に彫刻公園と彫刻の森に多く見られます。その数100点以上で、彫刻公園の規模としては世界でもトップクラスとなっています。
近くには、ビデオアートの開拓者であるペク・ナムジュン展やドローイング展などが行なわれている「ソマ美術館」もあります。
四季折々の散策&撮影スポットとしても人気
豊かな自然に囲まれたのどかなオリンピック公園。緑地の周辺には「恋人の道」「若者の道」などそれぞれ名前のついた散策路やジョギングコースも整備されており、お出かけがてらピクニックやレジャーに訪れる市民たちも少なくありません。
春には「レンギョウの道」に1kmに渡って黄色いレンギョウが咲き誇り、初夏にはバラ、初秋には黄花コスモスが毎年季節の移り変わりを知らせてくれます。また紅葉の名所としても有名。四季折々の風景を楽しめるため、写真撮影やデートスポットとしても大人気です。テレビ番組や韓国ドラマ、ウェディング写真撮影などもしばしば行なわれます。
便利な施設・サービス
案内センター(案内マップ、ベビーカー、車椅子) (世界平和の門付近、東1門付近)
案内センターは、地下鉄8号線夢村土城駅1番出口に直結し世界平和の門がある入口近くと、地下鉄5号線オリンピック公園駅3番出口に直結する東1門(トンイルムン)近くの2ヶ所にあります。
案内マップ(韓国語、英語)などパンフレットを受け取ることができるので、オリンピック公園をぐるりと周る予定の方は、こちらで情報収集することをおすすめします。ベビーカー、車椅子も無料レンタル可能です(3時間、要身分証、ベビーカーは24ヶ月未満の乳幼児のみ可能)。
レンタサイクル(世界平和の門付近、ウリ金融アートホール付近)
世界平和の門を入ってすぐ左とウリ金融アートホール付近にレンタサイクル所があります(2人乗り・3人乗り・6人乗り、有料、要身分証)。オリンピック公園は広いので、効率的に周りたいグループに向いています。
レストラン、コンビニ(園内の各地、主に世界平和の門付近と東1門付近)
敷地内には韓国料理ビュッフェレストランや麺料理店、中華料理店などがあり、食事には困りません。ファーストフードやカフェ、ベーカリー、コンビニも揃っており、テイクアウトにも便利です。
なお、地下鉄5号線オリンピック公園駅側である東1門付近のお店は、コンサートやイベントがある日は大変混雑します。
コンサートがてら、自然の中でしばしの休息
オリンピック体操競技場やSKオリンピックハンドボール競技場、オリンピックホールに行くなら地下鉄5号線オリンピック公園駅から、世界平和の門や夢村土城、彫刻公園へ行くなら地下鉄8号線夢村土城駅からのアクセスが便利です。
目的に合わせて幅広い使い方ができるオリンピック公園で、楽しい思い出を作ってみてください。
*概要
「オリンピック公園」は、百済時代の遺跡と現代的な競技場が共存した森や芝生の美しい余暇空間です。ソウルオリンピックの遺産であるオリンピック公園は、生活水準の向上により、人々の健康に対する意識が高まる中、単なる憩いの場としてだけでなく、国内最大のスポーツ広場として注目されています。
オリンピック公園は、体育空間、文化芸術空間、歴史と教育の場など、様々な用途を持った空間です。また、百済時代初期の遺跡である夢村土城や夢村垓子(人工の湖)を中心に、世界的な彫刻作品や記念造形物、88広場、ジョギングコース、オリンピック文化センターなどがあります。
その他にも、各種公演が随時行なわれ、市民の憩いの場としての役割を果たしています。さらに、オリンピックで使われたプールや操競技場、フェンシング競技場、重量上げ、テニス場、競輪場などを快適に且つ安く利用出来るようになっています。 ソウルオリンピックを記念する有名作家の彫刻なども野外に展示されており、文化芸術の空間でもあります。
オリンピック公園は、歩いて一周するのに3時間以上かかるくらい広いため、道をあらかじめ頭に入れておくと楽に見て回ることが出来るでしょう。平和の広場の横からホドリ列車(Road Train)に乗ることもできます。
交通 ・
地下鉄5号線オリンピック公園(オリンピッコンウォン、Olympic Park)駅 3番出口すぐ
・地下鉄8号線夢村土城(モンチョントソン、Mongchontoseong)駅 1番出口すぐ
ホームページ www.olympicpark.co.kr
料金 無料
地下鉄 8号線モンチョントソン駅1번 출구
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