이것이 궁금해요 -일본어 이것저것

づとずの使い分け

지영 센세 2010. 2. 23. 12:11

づとずの使い分けがイマイチよくわかりません… わからないまま感覚で過ごしてきた...

naminori_sukikaiさん

づとずの使い分けがイマイチよくわかりません…
わからないまま感覚で過ごしてきたのですがたまにパソコンに入力していて漢字変換がならず、 こっちの{ず(づ)}なんだぁ~って思う時があります…
教えてください。

 

 

 

  ベストアンサーに選ばれた回答

ka04zuさん

かつては「ず」と「づ」(「じ」と「ぢ」)を別の音に発音していました。
しかし、方言を除いて、江戸時代には同じ音で発音するようになりました。

同じ音を別の仮名で表すのは面倒だということで、明治以降、改正が模索
されてきましたが、戦後(1946年)になって、「現代かなづかい」という法令が
でき、原則「ず」「じ」を用いること、「づ」「ぢ」を用いるのは下記の二つの例外
に限られることが定められました。その後、「現代かなづかい」は改正されて
「現代仮名遣い」(1981年)となり、現在に至っています。

以下は、「現代仮名遣い」から、例外(「ぢ」「づ」を用いる場合)について述べ
たところのコピーです。(全文は下記URL

>5 次のような語は,「ぢ」「づ」を用いて書く。

(1)同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」

例 ちぢみ(縮) ちぢむ ちぢれる ちぢこまる
つづみ(鼓) つづら つづく(続) つづめる(約△) つづる(綴*)
[注意] 「いちじく」「いちじるしい」は,この例にあたらない。

(2)二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」

例 はなぢ(鼻血) そえぢ(添乳) もらいぢち そこぢから(底力) ひぢりめん
いれぢえ(入知恵) ちゃのみぢゃわん
まぢか(間近) こぢんまり
ちかぢか(近々) ちりぢり
みかづき(三日月) たけづつ (竹筒) たづな(手綱) ともづな にいづま(新妻) けづめ ひづめ ひげづら
おこづかい(小遣) あいそづかし わしづかみ こころづくし(心尽) てづくり(手作) こづつみ(小包) ことづて
はこづめ(箱詰) はたらきづめ みちづれ(道連)
かたづく こづく(小突) どくづく もとづく うらづける ゆきづまる ねばりづよい つねづね(常々) つくづく つれづ

なお,次のような語については,現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの等として,
それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則とし,「せかいぢゅう」「いなづま」のように「ぢ」「づ」を
用いて書くこともできるものとする。
例 せかいじゅう(世界中)
いなずま(稲妻) かたず(固唾*) きずな(絆*) さかずき(杯) ときわず ほおずき みみずく
うなずく おとずれる(訪) かしずく つまずく ぬかずく ひざまずく
あせみずく くんずほぐれつ さしずめ でずっぱり なかんず
うでずく くろずくめ ひとりずつ
ゆうずう(融通)

[注意] 次のような語の中の「じ」「ず」は,漢字の音読みでもともと濁っているものであって,
上記(1) ,(2)のいずれにもあたらず,「じ」「ず」を用いて書く。
例 じめん(地面) ぬのじ(布地)
ずが(図画) りゃくず(略図)<

「現代仮名遣い」:http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&id=1000003927&clc=10...

つまり、
一、原則として「じ」「ず」を用いる。
一、例外として、①同音の連呼、②二語の連合の場合は「ぢ」「づ」を用いる。
一、ただし、二語の連合でも「じ」「ず」を本則(「ぢ」「づ」は許容)とするものもある。
ということです。
このようにややこしくなった経緯については下記をご覧ください。

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E4%BB%AE%E5%90%8D%E...