ヘムルタン(해물탕) -- 海鮮鍋 海鮮の旨みが分かる!
- 3人前
- 頭付きえび -- 大3匹
- イカ -- 1 ぱい
- ホタテ -- 6~7個
- わたりガニ -- 6個
- あさり -- 200g
- 大根 -- 200g
- しいたけ -- 4個
- えのき -- 1/2束
- 豆もやし -- 1束
- セリ -- 1束
- にんじん -- 40g
- 玉ねぎ -- 100g
- とうふ -- 1/2丁
- とんがらし -- 大さじ2
- コチュジャン -- 大さじ1
- テンメンジャン -- 大さじ1
- ダシダ(サンドルエ) -- 小さじ1
- 料理酒 -- 大さじ1
- 醤油 -- 大さじ1
- カナリエキス
(なくてもいい) -- 小さじ2 - にんにくおろし -- 4片
- しょうがおろし -- 少し(7g)
- だし汁 -- 1000ml
ヘムルチゲについて
ヘムルチゲは、5~6種類の海の幸が使われて深い味の
出汁が絶品なチゲ(鍋)で、
韓国ではやや高めの(2~3人前に2500円)と
贅沢な鍋です。
日本ではあまり見られないナクチという
足が長くて細い活きたままのタコを
入れるのがメインで、大きめのわたりガニ、
大きなめのハマグリ、いろいろな魚の内臓などなどが
入って、具沢山で目にも楽しめるチゲです。
それでも、家でも出来る鍋で
家庭でもたまにご馳走鍋として出て来ます。
韓国の実家ではお父さんのほうが海鮮鍋が得意で
お母さんが作ったことがないぐらい
お父さんの担当になっています。
本当にお父さんのチゲは
美味しくて主人が韓国に行くと
お父さんにリクエストする鍋です。^-^
自信をもってお店よりうまいチゲを出してくれます。
そのお父さんに教えてもらった、
ヘムルチゲを作ってみました。
日本では手に入らない食材が多いのですが
日本にある海の幸で作っても出汁がすごく出て
美味しい鍋が出来ました。
(主人が認めてくれました。)
ヘムルチゲの作り方
1.だし汁を濃い目に作ってください。昆布と干しえび(桜海老でもいいです。)と煮干で作ります。
↓粉の煮干を使ったのでだし汁が汚く見えます。すみません
2..イカを半分に切らずに内臓を取って
キレイに洗って他の海の幸もさっと洗って用意します。
3.野菜も用意します。
大根は厚めのいちょう切りで、にんじんは板のように長く薄く、
玉ねぎは0.5センチほどの厚めの千切りにしてください。
★玉ねぎがポイントです。-- 玉ねぎの甘み成分がヘムルチゲの出汁を
より美味しくしてくれます。
4.ヤンニョム(味付け)を作っておきましょう。
❤韓国では今、自然調味料がよく出ています。
これはカニやえび、イカ、煮干などの海鮮で出来た化学調味料無添加のものです。
今回は、ダシダでも全然いいですがこれを少し入れてみました。
日本にも売られてる(ネットの通信販売)と思います。
↓自然材料サンドルエって書いてあります。
(似てるものがありましたら日本の調味料でも良いと思います。)
5.大きな鍋にまず大根ともやしを盛り付けてだし汁を入れて2~3分火にかけます。
❤出汁で使った昆布を切って入れました。昆布が大好きなので
鍋にはよく入れてます。^-^
↓見せるために半分ぐらい量を入れて写真を取りました。
6.煮立って来たら海鮮の具をのせて、
再び煮立て来たらヤンニョムを入れてよく混ぜます。
5分ほど煮立てます。
イカは切って入れてもいいですが本場のように、出来上がってから
目の前で調理用ハサミで切ってみるのもいいと思います・^-^
7.ここでイカをはさみで切りましたが最後に切ってもいいです。
子供と一緒に食卓で食べるため、
子供が「ぼくが切る!」って危ないことを言い始めるので、、-0-
8.野菜を盛り付けて2~3分煮立てます。
だしが効いた旨い!海鮮鍋登場です!
出来上がりです。
召し上がる時にはガスコンロを一番弱火にして
火を通しながら召し上がってください。
どんどんだしが出てきて玉ねぎの甘みも海鮮鍋の出汁とよく混ぜあって
本当に美味しいです。
海鮮はわさび醤油に付けて食べるのが本場です。
ちなみに錦部家はそのまま食べるのが多いです。
えびは食べる前に頭を取って皮を剥いて食べます。
スープをご飯にかけて食べてもおいしいですよ。
http://kankoku-ryouri.jp/kasennabe/